データ復旧に関しては前述の通り、専門の業者にお任せすることがなによりも安心です。そして一番してはいけないことは中途半端な知識でパソコンのソフト、ハード関わらず、適当にいじくりまわすことです。データ復旧率を高めるため、下記の行為は絶対に謹んで下さい。
データ復旧の妨げとなる行為のひとつは「とりあえず分解」と云う無茶苦茶な発想です。実際、無茶苦茶と書きましたがそういう自分自身も、過去に壊れた電化製品は分解しなければ修理できていたようなものが多数あります。特にハードディスクのケース開封はチリひとつない無菌室、クリーンルームで行わなければならないほど精密な作業です。素人知識で、?(マイクロメートル=0.001mm)の精度を要求されるデータ復旧は不可能と云えるでしょう。
データ復旧が必要となったときに素人判断でよくしてしまう行為が、スキャンディスクやデフラグの実行です。実際に自分自身もパソコンの調子がおかしくなれば、最初にスキャンディスクやデフラグの実行を行っていました。正常なドライブでも過大な負荷をかけているので、壊れかけているハードディスクに適用すると被害が悪化して取り返しのつかないことにもなりかねないのです。また他のパソコンと接続して復旧を図ろうと試みても、同様に被害を深刻化するだけで是非謹んで下さい。
データ復旧の妨げにならないように、素人がしなければならないことはシンプルです。異常に気が付いたら全ての作業を中止し、速やかにパソコン・ハードディスクなどの障害がある機器の電源を切って下さい。そのときウィンドウズのシステムの復元は絶対に行わないようにしましょう。
データ復旧が無事に出来るかどうかは、そのトラブルが起こった直後の処置によって、データ復旧率が大きく変わります。何よりも慌てずに、落ち着いて、処置さえすれば大抵の場合データ復旧は可能なわけです。とは云え、先日トイレに携帯電話を水没させたときはパニックになって、水で洗ってドライヤーをかけて、復旧不可能にしてしまいました。やってはいけない典型的なパターンです。